Q:ノンシリコン・シャンプーが髪と頭皮にイイってホント?

もう4・5年位前から様々な方に「ノンシリコンシャンプーって何ですか?良いのですか?」と質問され続けていますので チョットだけ

一般的にシリコンと言われていますが、金属ケイ素(Si)や、豊胸で使用するシリコンとも違います! シリコンは作られ方によってオイルのように使われたり、ゴムのように使われたりと、様々な用途に使用されています。シャンプーに入っているシリコンは、化粧品にもよく使われているタイプで、シリコンと油分を化合させたもので正式にはシリコーンといいます。


これはコーティング剤の一種で髪に皮膜を作るという性質があります。そこを指摘して、「シャンプーは汚れを落とすのが一番大切な役割なのに、コーティング剤を入れたら頭皮や髪に良くないよね」という発想で、今「ノンシリコンシャンプー」が注目されています。


そこで、某大手メーカーでは、実験を行いました。


『通常のシャンプー方法で、1ヶ月以上連続使用した地肌の毛穴に、シリコーンがつまる兆候は見られません。また、シリコーンの配合量や残留量、皮脂となじまず髪表面に薄く広がりやすいというシリコーンの性質からも、毛穴につまりを起こすとは考えられません』つまり実験ではシリコーンで毛穴を塞ごうとしましたが、水で流すと水滴になる特性があるため、膜が残らないそうです。心配されてきた、シリコーンで毛穴が詰まってしまう問題は連続使用しても「有り得ない事」のようです。また『シリコーンは、洗髪中など、水のある状態では、球状の油滴として髪の表面にあるため、過剰な量でなければ、他の成分の毛髪への浸透を妨げません』という結果でした。


でも、何故シリコーンをシャンプーに入れる必要があるんでしょうか?


それは、洗浄成分や髪の状態により、汚れは落ちるけれど、洗っている時に髪が指に絡んだり、洗った後もギシギシして使用感が悪いという問題が多々起こります。《元々は入っていなかった》シリコーンを入れることにより絡みや摩擦からくるダメージを回避しているのです。

逆にノンシリコンは、シリコーンの重みがないので、髪が軽く、根元からふわっと立ち上がり細い髪はボリューム感を得やすくなります。


❝結論は❞

どちらが良い物?or悪い物?ではなく、その人の髪質や体質によると考えたほうが良いと思います。シリコーン入りとノンシリコンだけでなく多種多様な中から選択肢を決めなければいけません。


ノンシリコンシャンプーでも、髪がきしみにくいものもありますし、不安を煽る情報に惑わされずに本当に自分にあうものは何か!?とっても難しいことですが、ぜひ見極めて下さい。好きな感触、好きな仕上がりで選ぶことも長年の経験から良いと感じています。


また、女性美容雑誌『美ST』4月号の特集「発見! 白髪染めを2カ月に1回にする方法」の中で

「マッキー」を白髪染めとして使用する、という記事があり これって


『あり?◎』『なし?×』

と聞かれますが当然!迷いなく

 なし ××× でしょう!!


by masaki

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